子ども第三の居場所「いーとの家」に行って来ました!

 洋野町に来春『子ども第三の居場所』が開設される予定です。『子ども第三の居場所』とは、学校でもない、家庭でもない、塾でもない、子どもたちが安心して過ごす事ができる居場所で、信頼できる大人の存在を身近に感じ、拠点に通う仲間と時間を過ごす事ができ、5つの機会(「安心・安全な場所」、「食事提供」、「基本的な生活習慣を整える」、「学習習慣を整える」、「体験活動」)を通して「自己肯定感」や「非認知能力」などの生き抜く力を育む事をねらいとして設置されるもの、現在全国各地に設置されています。
 その『子ども第三の居場所』の運営に関わってほしいと依頼されていたこともあり、先日、函館市の子ども第三の居場所「いーとの家」に研修視察に行ってきました。
 「いーとの家」さんを研修先に選んだのは、ホームページから普段の活動の様子がしっかりと伝わってきた事と、私が来春洋野町でやってみたい事を実践している事がその主な理由です。「いーとの家」さんには、数日前に施設見学の依頼したのに関わらず、快く快諾していただきました。その事からもとっても良い方々が運営されている事が伝わってきました。
 訪問した6月16日(日)にも、多くの子どもたちが活動していました。それを見守るボランティアの方々も笑顔で活動していました。「いーとの家」の代表理事の平沢 修さんとマネージャーの本谷文子さんのお話から、函館の子どもを想う熱い心と大きな夢が伝わり、大きな刺激とやる気をいただきました。急なお願いにも関わらずご丁寧にご説明をしてくださったお二人には心から感謝、感謝でです。更に、本谷さんには私を近くの市電乗り場まで自家用車で送っていただき、恐縮しっぱなしの「いーとの家」視察研修でした。中学生3名がボランティアで活動していましたが、洋野町の第三の居場所でも中学生や高校生がボランティアとして活動してくれる施設にしないと、本当の子どもの居場所にはならないと強く思いました。
 「いーとの家」見学の翌日は、以前から行ってみたかった『恵山』方面に路線バスを使い行ってきました。事前調べを全くしない状態で恵山を目指しましたので、なかなかの『珍道中』となりましたが、帰りの路線バスの時間まで涼しい場所を提供してくれた「函館市立恵山病院」の方々にも大変お世話になりました。お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。